ATAWI 家紋資料室

家紋資料室 / 名称索引 / 0110

井桁に立ち梶の葉の参考図

立体表示は図版に厚みを付けた参考表現です。展示枠は装飾です。

資料の掲載図を基に輪郭と白抜きを再構成した参考図。
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家紋の名称候補

井桁に立ち梶の葉

いげたにたちかじのは

題材の索引
葉
外輪
名称からは未確定
掲載名の資料
2資料

題材・外輪は名称から整理した検索の手がかりです。図と各出典の見出しを合わせてお確かめください。

家族の記録に残す
黒い羽織と保存箱、包み紙を描いた挿絵
家のしるしを、次へ

家紋と、暮らしの記憶。

紋付や道具、家族の言葉から。家に伝わる紋の記録をたどります。見つける・聞く・残す 読みものへ →
名前・人物・土地から読む家紋

井桁に立ち梶の葉を、資料からたどる。

「井桁に立ち梶の葉」という名前の手がかりを読み、使用した家や人物、土地に残る品、似た意匠との違いをたどります。紋の名が同じでも、家ごとの由来や伝わった品はそれぞれです。まずは掲載資料と、ご自宅の実物を同じ向きで見比べてみてください。

名前を読み、形を見分ける。

この資料室では「井桁に立ち梶の葉」を掲載名としています。名称索引に記録された読みは「いげたにたちかじのは」です。参照したウェブ図鑑は題材を「井筒・井桁」に分類しています。

井筒・井桁を比べるときは、囲みの線の組み方、四隅の交差、中央の空白を見ます。角を上にするものや、内側に別の意匠を入れるものも、外枠と中身を分けて照合します。井の字に見えるという印象だけで二つの名を同じものにせず、各資料の見出しと図の対応を確かめます。線の太さだけでなく、組み方そのものを追うことが大切です。

「井桁に立ち梶の葉」の輪郭を一度に覚えようとせず、外側の囲み、中心の形、繰り返す部分、部品どうしの隙間の順に見ます。図鑑では同じ大きさでも、紋付の染め、瓦の凹凸、木や金具の彫りでは線の残り方が違います。欠けや擦れがある場所は、見えていない範囲も写真に残しておくと、ほかの品と比べられます。

このページの白い家紋は参考図、周囲の金色の展示枠は装飾です。紋そのものの輪と展示枠は分けて見てください。立体表示も、輪郭に厚みと陰影を付けて見るための参考表現で、歴史上の紋瓦や金具の材質・寸法を復元したものではありません。

この名を載せる資料を、どう読むか。

「井桁に立ち梶の葉」の名称の手がかりとして登録している資料は、いろは、ちょっと便利帳です。資料で見られる掲載名には「井桁に立ち梶の葉」があります。

複数のサイトに同じ名があるときも、それだけで互いに独立した調査があるとは限りません。名を探すための索引、図を比べるための紋帳、持ち主や伝来が分かる所蔵品の解説は、確かめられる内容が異なります。このページでは、それぞれの資料が何を示しているかを分けて紹介します。

「井桁に立ち梶の葉」と実物が似ている場合は、出典の掲載名を一字ずつ確認し、外側の枠や白抜きまで一致するかを見ます。資料に異なる呼び名が並んでいたら、その名も控えて検索できます。ただし、併記されている名がすべて厳密な別名とは限らないため、図と一緒に確かめることが必要です。

古い紋帳を調べるときは、書名だけでなく、版や所蔵本、頁、図の位置を控えます。後から写した本では線がつぶれたり、説明が省かれたりする場合があります。ウェブの図を入り口にして、根拠とされた古い資料や、実物の写真へ戻れる記録を残すと、次に調べる人も同じ箇所を見直せます。

誰が使った紋なのか。

家紋のいろはの「井桁に立ち梶の葉」の項には、次の情報が掲載されています。ここは図鑑の記載を紹介する欄です。人物の所用品や当時の文書を独立に確認した実例とは区別して読めるようにしています。

掲載名と使用情報のある原ページを読む ↗

使用する姓氏として掲載
中沢

同じ名字でも家ごとに使う紋が違い、同じ紋を別の名字の家が使うこともあります。図鑑の使用姓氏の一覧は、ご自宅の紋を自動的に決定するものではありません。神社や寺院の紋として載る場合も、そこでの使用と一般の家での使用は分けて扱います。家のつながりを確かめるときは、その家に伝わる記録が必要です。

由来と、品に残る歴史。

同じ題材を含む家紋の参考例

井伊家の橘と井桁

彦根城博物館は、井伊家の家紋を丸に橘、旗印を井桁と説明しています。美術工芸品には両方が使われるため、一つの家には一つの図柄しかないと思い込まず、何に使われた紋なのかを見ることが大切です。

[1]

井伊共保が生まれた井戸のそばの橘を産衣の紋にした、という出生伝承も紹介されています。井伊谷と彦根を結ぶ家の物語であり、同じ橘紋の家すべてに当てはまる由来ではありません。

現在の浜松市に橘紋が多いという統計ではありません。橘・彦根橘の図柄も個別に比べます。

同じ題材を含む家紋の参考例

諏訪家の梶と神紋の違い

諏訪高島城の案内は、諏訪社の梶の神紋と高島藩主諏訪家の家紋を紹介しています。現在の上社の根は四本、下社は五本、藩主家は四本梶を丸で囲むと説明されます。根の本数と外輪が具体的な比較点です。

[2]

同案内は梶と信仰の関わりを説明し、図柄が初めから一定ではなく、江戸時代以降に整ったと考えられることにも触れています。現在の定型を古い品へそのまま当てはめない読み方ができます。

神紋と家紋は使用主体を分けます。梶紋を用いる家すべての系譜や採用理由を示すものではありません。

由来の話に「賜った」「神のお告げ」「戦勝の記念」といった言葉があっても、それがどの資料にいつ書かれたのかを確かめます。家に伝わる物語は物語として大切に残し、同時代の文書で確かめた内容を隣に添えると、話の魅力と資料の確かさを両方伝えられます。

どの土地と、どう結び付くのか。

滋賀県彦根市・静岡県浜松市井伊谷ゆかり
井伊家
博物館による家紋・旗印の解説。橘と井桁を用いた井伊家の美術工芸品
長野県諏訪地域
諏訪家
城郭公式案内の家紋解説。高島藩主家の紋と諏訪社の神紋

博物館に品がある場所は所蔵先で、品が使われた場所とは限りません。嫁入りや相続で移った品、城の修理で取り外された瓦、別の土地で発見された道具は、複数の場所と関わります。資料に場所が複数出るときは、一つにまとめず、いつ、どんな理由で移ったのかを順に並べて読みます。

「その地域に多い」と言うには、調査した年、範囲、数えた単位、全体の母数が必要です。墓石の観察数、図鑑に掲載された姓氏の数、現在住む世帯数は別の数字です。このページの使用例や所蔵先を分布ランキングとして扱わず、市町村別の割合は比較できる調査がある場合に限って紹介します。

似た名の紋と、見比べる。

「井桁に立ち梶の葉」と合わせて見たい名称候補です。図鑑が関連項目として挙げた名や、同じ題材に分類された名から選んでいます。似た名であることは、同じ図柄や同じ家系であることの判定ではありません。二つ選んで、外輪・向き・組合せを順に確かめてください。

井桁に立ち沢瀉の参考図井桁に立ち沢瀉二つを比較する →
井桁に菱持ちの参考図井桁に菱持ち二つを比較する →
井桁に三つ葉橘の参考図井桁に三つ葉橘二つを比較する →
井桁に笠の参考図井桁に笠二つを比較する →

この名称候補には、813件を対象にした複数掲載図の組別照合記録はありません。参考図の存在だけで、別名や他の図鑑の掲載図まで同一と認定してはいません。資料による線幅の違いと、部品数・向き・構成の違いを分け、判断しにくい箇所は保留して実物と照らし合わせます。

関連する名をさらに探す

図鑑の紋から、わが家の記録へ。

ご自宅の品が「井桁に立ち梶の葉」に似ていたら、紋だけの写真に加えて、品の全体、紋が付く位置、元の箱や包みも残してみてください。家で別の呼び方をしていた場合は、図鑑の名に直さず、その言葉も一緒に書きます。あとで見返す人が、品と呼び名の両方からたどれる記録になります。

家族には、誰が使っていたか、どんなときに出していたか、どこから受け継いだかを聞きます。自分で見た話と、誰かから聞いた話は、話した人と聞いた日を添えて分けて残します。年が分からなければ「前の家に住んでいたころ」でも構いません。記憶が違ったときは、どちらかを消さず両方を書いておけます。

実家を片づけたり、住まいの売却を考えたりするときも、家の記憶を残すことはできます。手元に残す紋付、写真で残す瓦、家族へ譲りたい道具を分け、部材を外す前に希望を相談先へ伝えておくと、話し合いの材料になります。家を大切に思う気持ちを、写真や品や言葉という次の形へつないでいきます。

記録用紙は相談の申込みをせずに使えます。入力は自動保存・送信されないため、閉じる前に印刷してください。印刷画面でPDF保存を選べる環境では、PDFとして手元に残せます。ご家族の名前や話を公開するための投稿欄ではありません。

解説の出典と、確認できる範囲

資料確認日 2026年11月4日。名称ごとの図鑑記載、同じ題材の参考例、一次資料による実例を区別して紹介しています。観察の順番や記録の進め方は、この資料室からの提案です。

  1. 彦根城博物館「彦根藩の歴史Q&A」 ↗井伊家の家紋は何ですか:丸に橘・彦根橘・井桁と出生伝承
  2. 諏訪市観光協会・諏訪高島城「諏訪高島城(知る)」 ↗諏訪家の家紋・上社四本梶、下社五本梶、藩主家の丸囲み
  3. 家紋のいろは「井桁に立ち梶の葉」 ↗名称・読み・題材・使用者等の掲載欄。独立した一次資料の確認とは区別します。

再作図の参照先 掲載図のある資料ページ。

別名・表記と関連する呼び名

この名称候補に登録された別名はありません。

同じ項目への併記名や表記違いを含みます。別名としての同一性は各資料と図柄の照合結果を参照してください。

名称の出典

  1. いろは 「井桁に立ち梶の葉」 / 同名掲載資料の掲載先を開く ↗
  2. ちょっと便利帳 「井桁に立ち梶の葉」項目 17272 / 同名掲載資料の掲載先を開く ↗

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住まいと、家の記憶

家を大切にするからこそ、
不動産を売却する。

家紋のある家を大切に思う気持ちは、住まいを手放したあとも続きます。
残したい紋付や写真、ご家族で集まる時間も含めて、これからを考えてみませんか。

富士ヶ丘サービスの窓口へ移動します。対象は磐田・袋井・掛川・菊川・御前崎・湖西・浜松の7市と森町にある物件。所在地でご確認ください。実家カルテは市町村・町名・番地(地番)と連絡先を用意してお申し込みください。

電話 0538-31-3308

記録用紙は相談のお申し込みなしでも印刷できます。地域外の方は、ご家族の記録を地元の相談先とのお話にご活用ください。