真田六文銭を、具足と博物館の解説から読む。
定紋の六連銭
真田宝物館の2025年の解説は、真田家の定紋を六連銭、替紋を結雁金・洲浜・割洲浜と説明します。真田家の六連銭は一文銭を横三枚・縦二段に置く形です。六文銭という通称だけでなく、博物館が用いる六連銭の名でも資料をたどれます。[1]
真田幸道所用と伝わる具足
同資料には「紺糸毛引威二枚胴具足」の籠手部分の写真があり、三代藩主・真田幸道所用と伝わる品との注記が付いています。手の甲に並んだ六枚の金色の銭が見え、旗の平面図だけでなく、体を守る道具へ紋を配した姿を確認できます。所用者についての「伝」の表示も保ちます。[1]
採用理由と使い分け
同館は六道銭を意匠の由来として考える説を紹介する一方、使い始めた理由は諸説あって確かではないとします。さらに定紋と替紋の使い分けについても明確な規定は分からないと説明します。戦時と平時の用途を一律の厳密な決まりにせず、松代の伝来品ごとに確認する読み方ができます。[1]
名称資料に載る情報
掲載名は「真田六文銭」、読みは「さなだろくもんせん」。参照図鑑の分類は「錢」です。
家紋のいろは「真田六文銭」の掲載情報。使用者欄は同図鑑の記載で、史料・所蔵品解説とは根拠が異なります。
- 戦国期の人物(図鑑記載)
- 真田昌幸、真田信之、真田幸村、海野昌雪
- 大名・旗本・公家等(図鑑記載)
- 信濃松代藩真田氏の定紋、旗本真田氏、旗本海野氏
- 姓氏(図鑑記載)
- 真田、海野、野村、八木、矢島、小野、浦野、大戸
- 神社(図鑑記載)
- 長野県建部八幡宮
似た名の紋を見比べる
関連名の候補です。同一図柄・同一家系の判定ではありません。解説の出典
- 真田宝物館「真田宝物館だより 六連銭 第53号」 ↗2025年6月発行。PDF2枚目、紙面2–3頁「真田家の家紋」。本文・具足の写真とキャプションを原頁で確認。 / 所蔵機関・自治体の解説





